= Babble Riddle Go! =
カレンダーオススメ新着エントリー新着コメント新着トラックバックカテゴリー過去ログリンクプロフィール管理人ログイン
CALENDARメニューを閉じる
<< September 2018 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
RECOMMENDメニューを閉じる
知的立体パズルゲーム キャストエニグマ
知的立体パズルゲーム キャストエニグマ (JUGEMレビュー »)

これ以上に難解で不可解な知恵の輪が、かつて存在しただろうか。

エニグマの奇怪な渦巻状の造形は解法の為だけに創られ、装飾としてのデザインが全く無い。全ての部位を駆使し、全ての動きを利用しなければ、絶対に解く事は出来ない。

『謎(エニグマ)』という名を持つ究極のパズルは、挑戦者を絶望と混乱の淵へ、どこまでも追い詰めていく。

貴方に、この“謎”が解けるか。
RECENT COMMENTSメニューを閉じる
RECENT TRACKBACKメニューを閉じる
ARCHIVESメニューを閉じる
LOGINメニューを閉じる
userid:

password:


アイリスが生んだ誤解
今日はいよいよAppleのWWDC当日なのですが……ちょいとWWDC以外の、小難しいCPUのお話を少ししたいと思います。



まずはその経緯から。

先日ソニーのVAIO Proの話題をエントリーした時、Intelの新CPU「Haswell」について、かなり明るい展望を書かせてもらいました。

当然オレはその性能を信じていたし、他メディアもほぼ全てが高い評価の元に推察や批評を行っていましたが、実際にデスクトップ版が発売されてみると……どうも予想とは裏腹な性能だったようで、2chの自作板をはじめ、あちこちで炎上騒ぎになっていたのですよ。

【Haswell】
葬式会場
お焼香その2
【恥じ入る】
(2ちゃんねる)



その酷いベンチマーク結果というのが以下のサイトで見られます。

「Haswell」
完全攻略!!
「Core i7-4770K」
検証で見る
第4世代Coreの真実
(マイナビ)

Core i7-4770K
Core i5-4670K
(4Gamer.net)

どうしてこうなった
どうしてこうなった



上記サイトのベンチマークや検証はどちらも非常に詳しく、その内容に大きな間違いがあるとは思えません

内容を噛み砕いて端的にHaswellの性能を述べると、以下のようにまとまるかと思います。


・HaswellはIvy bridgeと比較してCPU性能では若干向上した。

・Haswellの内蔵GPUはIvy bridgeの内蔵GPUと比較して、同等もしくは若干下回る性能しか出ていない。

・Haswellの待機消費電力は大幅にダウンしたが、駆動消費電力は僅かに増えた。






こうして見ると、『なんだ、やっぱりHaswellは大失敗CPUか』と思われるかと思います。当然オレもそう考えました。

が、ここで有力な情報をもう1つ見つけました。

上位モデルは
「Iris」。Intel,
Haswellにおける
統合型GPUの新しい
ブランド名を明らかに
(4Gamer.net)



ここに書いてある内容を精査してみると、今回ベンチマークされたデスクトップ向けCPU群は、全て内蔵GPUが「Intel HD Graphics 4600」であり、これはIntelが「GT2」とカテゴライズしているメインストリーム向けのGPUコアである事が分かります。

これまでHaswellを評価する際に『グラフィックス性能が2倍になる』としていたのは、このGT2コアではありません。更に上位のGT3コア以上を指して評価していたのであって、GT2コアの性能については深く語られる事は殆どなかった訳です。

つまり……Haswellは設計ミスの大失敗CPUだったのではなく、単に低カテゴリーの製品から出してしまったが故に起きた誤解だったのです。



Haswellに内蔵されるGPUは、このGT2カテゴリーの「Intel HD Graphics 4600」より上に、GT3(15W版)となる「Intel HD Graphics 5000」、GT3(28W版)となる「Intel iris Graphics 5100」、そして最上位のGT3eと呼ばれるカテゴリーに「Intel iris Pro Graphics 5200」という、3つもの種類が存在するのです。

更に、GT1カテゴリーというのも存在します。これはファーストエントリークラスのCPUである「Pentium」シリーズなどに統合されるGPUコアであり、一般的に個人向けのメーカー製デスクトップPCやノートPCに採用されるCPUではありません。(Pentiumシリーズは主に途上国向け)

つまり、現状の「Intel HD Graphics 4600」が事実上の最下位カテゴリーのGPUコアであり、性能がIvy bridge内蔵のGPUと殆ど変わらないというのは、ある意味Intelの「思惑通り」なのですよ。

全ては計画通りだった……?
全ては計画通りだった……?



Intelの考えはこうだと思います。


・まず、最下位カテゴリーであるGT2コアではIvy bridgeからの『現状維持』を基本としつつ、CPU性能だけを若干向上させてステップアップとする。

・その上で、GT3カテゴリーの上位CPUを発売し、ハイエンドのUltrabookやノートPCに搭載する事で、マシン性能の引き上げを行う。

・デスクトップPCに関しては、ディスクリートGPUの搭載が容易であるため、基本的にはGT2カテゴリーまでしか搭載しない。(≒最低限の画像処理性能があれば良い。)






コードネーム『iris(アイリス)』と呼ばれるGT3以上のGPUコアが登場するまでは、Haswellに過度の期待をしてはいけないという事です。

もっと言ってしまえば、現状のHaswellを選ぶなら、価格の安くなったIvy bridge世代のCPUを購入した方がコストパフォーマンスは良い、という事になります。

もちろん、GT3コアが市場の予想する通りの性能で登場するかどうかは不明です。が、上記のようなカテゴライズと経緯を見る限り、GT3、特に25W版や最上位のGT3eでは十分な性能が出ると考えて良いと思われます。(GT2コアが前世代と同等⇒GT3コアがそれ以上の性能になる事は確定。)



以上が、オレがこれまでに集めた情報からの考察です。

決してHaswellが失敗作なのではなく、現状は単なるIntelの販売戦略の1カテゴリーを見ているに過ぎないというのが結論です。これからGT3やGT3eコアを搭載したマシンが登場してきて、初めてHaswellの性能指標となるのではないでしょうか。



逆に言えば、先日発表されたVAIO Proシリーズなどは、GPUコアがGT2である上に「Intel HD Graphics 4400」であり、カテゴリー的には『下の中』という、非常に性能の低いGPUしか内蔵していない事になります。

その点については、オレも完全に誤解していた部分であり、VAIO Proシリーズが大した性能を持ち合わせていないであろうという事が容易に想像出来る理由となります。

ただ、1つ言える事は……かつてのAtomマシンであったVAIO Xと同等のサイズと重さのマシンに、仮にもCore iシリーズのデュアルコアCPUが搭載され、更に統合GPUも当時のVAIO Xとは比べ物にならないほど強化されている事を考えれば、VAIO Pro 11が持つ商品としての価値は十分に高いと考えるところです。



先日のエントリーでは、まとめとして『今年はモバイルPCの当たり年かも』と書きましたが、そこも訂正しなくてはいけませんね。

正しくは、『今年中にGT3以上のコアを採用したCPUがモバイルPCに搭載されたら当たり年かも』という事になるでしょう。

個人的には、GT3eコアのCPUを搭載したモバイルPCなどを見てみたい気がしますけどね。アイリスの実力とやらを早く拝んでみたいです。

JUGEMテーマ:コンピュータ
PC&モバイル | 00:55
comments(4) | trackbacks(0)
コメント
irisと4600の事は知っていましたが、正直みなさんそこまで期待していないのが実際のところではないでしょうか。普通のユーザーが使うPCでは既に性能十分ですし、駆動時間もあまり変わんないと思います。とはいえ残念な事には変わりませんね。
個人的には次期atom、Silvermontの方に期待しています。持ち運びが容易で実用可能なレベルのwin8タブは仕事上非常に魅力的です。
| とおりすがり | 2013/06/11 2:01 AM |
>とおりすがりさん
色々と資料を集め直し考察した結果なので、今回はあまり外れていないと思います。

丁度WWDCでも新型MBAが発表され、そのCPUにはGT3コアのHD Graphics 5000が採用されており、Appleが公式に『40%性能向上』とサイト上に記載している点も、オレの考察を裏付ける内容だと思っています。

なので、GT2カテゴリー以下のGPUコアを採用したHaswellはお通夜状態で変わりはないでしょうな。本命はGT3以上という事で。

Atomに関しては、Silvermontからアーキテクチャも刷新するとの事なので、オレも期待しています♪
| あるかでぃあ | 2013/06/11 5:41 AM |
アイリスはモバイル向けというより据え置きゲームノート向けですから…あまり期待しない方が…モバイルにもGT3はありますが消費電力で頭打ちしてスペック的には最速とはならないような気がします…
電力と速度の両立度は少しずつしか改善しないとおもう
| 姫 | 2013/06/13 4:16 PM |
>姫さん
Irisブランドに関しては14〜15型のデスクノート向けかもしれませんが、GT3コアのCPUなら普通にUltrabookへの搭載は可能ですね。事実として新型MacBook Airに搭載されましたから。

CTOで1.7GHz駆動のCore i7-4650Uを選択した場合、前世代比で1.4倍のグラフィックス性能のUPが見込めるというのは事実ですし、1.3GHzの標準仕様のCPUですら、前世代の1.8GHz駆動のCPUと同等のグラフィックス処理性能を満たしている上に、駆動時間が1.5倍にも伸びている事からも、十分過ぎる性能を叩き出してます。

何をもって『スペック的に最速』と仰っているのかはよく分からないですが、過去の同型モバイルPCと比較した場合、大幅な性能UPが図られた事は間違いありません。
| あるかでぃあ | 2013/06/13 8:02 PM |

【バリ5!】内をGoogleで検索!



- - - - - - - - - - - - - - - - -

paperboy&co.
ブログのレンタルサービス JUGEM
qrcode